☆「東北の旅」最終章 黒薙~欅平~新潟「五頭温泉」

山親爺

2011年11月03日 20:48

東北の旅もいよいよ終盤~残す処フェリ-の時間調整のため新潟近くに取った温泉のみとなりました~
本当は黒薙温泉でもっとゆっくりしたかったが、週末で下からの「欅平」行きのトロッコが満席になると言うので7時45分の早いトロッコにしました~
黒薙駅までの時間も考え7時15分に宿を出発しました~
「欅平」とは黒部の渓谷深部らしく、切り立った谷底の渓谷です・・・
期待した紅葉はイマイチだったが、深い渓谷の狭い遊歩道は一見の価値が有る秘境でした~




丁度お昼にトロッコ列車の始発駅「宇奈月温泉」に戻り車を取ってから食事を済ませ高速で新潟へ向かいました~
今夜の宿は「おまけ」みたいなもので新潟から小1時間の「五頭温泉」と言う処で檜林に包まれた旅館だが、見るからに旧家の屋敷と云った佇まいで一応「日本秘湯を守る会」の旅館になって居る~
確かに館内も和風の重厚な造りではあるが高い天井の隅にくもの巣があるには幻滅した~
おまけにお風呂は源泉掛け流しと云いながら冷めるからと発泡スチ-ルの蓋がしてあるには驚いた~
夕食の焼き魚はここも「岩魚の串焼き」が出たが生臭くて一口食べて止めた~お吸い物も魚の荒汁だったが、これも生臭くて飲まれない・・・そんな訳で今回の夕食では最後が最低の夕食だった~
旅館の女将と若女将は愛想よく話をするが建物の自慢と歴史の話・・・
「そんな暇が有ったら掃除と料理に気を回せ」と云いたかった~
まぁ~そこはぐっと堪えて「お世話になりました~」と笑顔で帰ってきました~

さて、帰りのフェリ-はしっかりと車の盗難防止装置を解除して和室の個室へと落ち着き、18時間の船旅に付いたが生憎出発の頃は天気が下り坂、フェリ-からの夕日の写真を期待したがダメでした~
翌朝暗い4時半に小樽港に到着、自宅へと帰路に着いた。